このレビューはネタバレを含みます▼
皇帝の治世がかたむき、国をかたむけないために、
弑逆することになった暁月。
たまたま先の皇帝の妃になるべくきた莉杏は、朱雀の間で
夫婦の誓いをたててしまい・・・。
偶然から始まった夫婦。暁月は、自分のしでかしたことへの責任を
十分わかっていて覚悟しているのがすごい。
しかし、13歳で何も知らない莉杏は、成長しながらも
ただ、守られて皇后の勉強をするのではなく、自分が決断したことへの
責任も覚悟も学ぶことになり、過酷だなと感じました。
でも、持ち前の素直さと努力が周囲をなごませ、期待させる。
今後の二人の未来が楽しみなストーリーです。
茉莉花官吏伝もこちらの話とクロスオーバーしているようなので、
読んでみたいです。