最低か?…いや、やっぱり最低





2020年8月8日
作者買いです。タイトルで『最低』呼ばわりされ、本の帯では『無自覚クズ』と呼ばれて、一体どんなクズっぷりなのか?と思いましたが、想像したほどではなかったです。酷い言われようで気の毒に(笑)。まぁ、確かに畠(攻め)は自己中で、相手の気持ちより、自分の気持ち優先的なところがありますね。あっ、やっぱり最低か?自分の性癖にはっきりとした確証が持てない和谷(受け)。彼女に振られて落ち込む畠を、身体で慰めついついセ☆レのように…そこから畠の無自覚言動に、振り回され、心を掻き乱されてしまう和谷。自分の都合だけで、二人の関係性を変える畠の身勝手さをタイトルの言う『最低』なんでしょう。あっちのオモチャ が壊れたから、あっちがダメなら、こっちのオモチャににしとこう。目移りして、なんて言うか、心がガキなんです。心がまだ未熟で、成長してないお子ちゃまで、多分自分で自分の気持ちすらわからないんだと思います。自分の気持ちもわからないから、彼女の気持ちも、和谷の気持ちも考えるに至らないお子ちゃま。それが『無自覚』で最低なんでしょうねぇ。
和谷目線のメインストーリーかと思ったけど、どちらかと言えば畠の気持ちをたどっている感じですね。
好みの差ですが、イラっとする人もいるかもしれません。
和谷目線のメインストーリーかと思ったけど、どちらかと言えば畠の気持ちをたどっている感じですね。
好みの差ですが、イラっとする人もいるかもしれません。

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