薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~
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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~

日向夏/倉田三ノ路/しのとうこ

軽いタッチの時代ものミステリー

2020年8月12日
舞台は、おそらく19-20世紀前半の中国をモデルにした架空の国家の、皇帝の後宮。現実の毒や病だけでなく、嫉妬や恨みなど人の心に潜む「毒」を、薬の知識をもった低身分女性「まおまお(猫猫)」が探偵的推理で無毒化していくミステリー。小説で言うなら、藤沢周平の「三屋清兵衛残日録」を連想させる。結構重いテーマのはずなのにスッキリとした読み応えでオススメです!
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