葬送のフリーレン
」のレビュー

葬送のフリーレン

山田鐘人/アベツカサ

「やっと出会えた」と思える作品です。

2020年8月18日
人生で初めてのレビューです。が、そんな私の心を動かすような作品と出会えた気がします。
昨今、異世界ファンタジー系の作品がとても賑わっていて、私も様々な異世界を楽しませてもらっています。
その中で常に心の片隅にあった「冒険が終わったらどうなるんだろう」という、未だ解らない展開にこの作品はひとつの答えを与えてくれました。

一巻を読んだ印象は一言で言うと「地味」です。もちろん、いい意味での地味ですし、私自身もレビューを書くことになるとは思っておりませんでした。

絵もとても丁寧で、惹き込まれるというより、安心して読めました。

また、主人公が長寿の種族エルフで、人間との時間の感覚の違いがこの物語のテーマのひとつになっているような気がして、こちらもずっと気になっていた事なので今後の主人公の生涯がとても気になります。

今後の展開もですが、主人公のこれからの生涯に幸多からんことを祈っております。
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