このレビューはネタバレを含みます▼
コミカライズを先に読んで続きが気になって、購入しました。
『天才セシル殿下』は何でもすぐに出来てしまうためすぐに飽きてしまう。
唯一「楽しめる」存在の(お馬鹿な)婚約者をずっと観察している。
セシル王太子の『無感情ぶり』や『暗黒に近い腹黒ぶり』が存分に楽しめるし、本来のゲーム内ではヒロインだった男爵令嬢と光の精霊に負けなかったセシル殿下の強い『ティアへの執着』には、ティアも本来のヒロインも転生者でゲームのシナリオに変化が出た事もありますが、ハラハラドキドキでした。
数十年後のシスコン王太子に成長した話ももっと読んでみたいです。