時々読み返したくなる作品





2020年9月1日
この一冊しか出版されてないようですが、同人誌では創作続けておられるのでしょうか? この作品しかないのであれば才能ある作家さんなのにもったいないなと思います。クスッと笑うギャグがあちこちにちりばめられていて全体にほんわかしてる反面、電車や街中でずっと奇異の目で見られる保志君に普通に寄り添う三田君のさりげない優しさがいい。歩道橋の上から保志君を見つけてかなり走って追いついたくせに「たまたま」っていうのに愛情を感じました。だんだん物忘れが酷くなる保志君を笑って流してあげる優しさ。何回読んでも泣きそうな気分になってしまう。どうか保志君が元気でいられますように。

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