月にむら雲、花にあらし
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月にむら雲、花にあらし

こめり

いい関係

ネタバレ
2020年9月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 画家×ボンボン美術教師です。
美大生の時から友人関係でしたが、鶴間(攻)の想いをスルーし続けた10年から、今ここで向き合うことになり、付き合っても今までと同じように付かず離れずな関係で一緒にいる2人の距離感がとても良かったです。
この受けの光がまた、鶴間にとっては人生のキーパーソンな人で、光がいなかったら多分画家にもなってないだろうなと思うと運命なのかなと感じます。
偶然にも、仲良くなった光の実家のお婆ちゃんが絵を収集していて良いものをたくさん見せてくれて、そういうものを小さい時から見ている光の雰囲気もアドバイスも、全部が鶴間に良い影響を与えてくれて、精神面でも満たしてくれる。
一見ほのぼのした世界観の温かいお話ですが、鶴間の10年の想いや情熱があつくてとてもキュンときました。
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