編集に言いたい





2020年9月11日
「龍の執恋」が良かったのでこちらを読んでみたところ、やはりこの作者さん好みでした。終始ヒロイン門倉の一人称で、飄々としたつかみどころのない大人の上司にいつしか惹かれていく過程がとても丁寧に語られています。普通のエピソードの積み重ねの中に門倉と社長の人となりや、心が近づき恋愛の予感が高まる感じが自然です。タイトルと装丁が合っていないのが残念すぎる。かかわる方は読まないんでしょうか。私は読んで良かったけれどもっとグイグイくる話を期待して残念に思う読者もいるでしょう。編集はタイトル、表紙絵、装丁担当者に作品イメージをちゃんと伝えてほしい。

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