このレビューはネタバレを含みます▼
25にもなってメイクも上手く出来ないの?まるで中学生、厚化粧……。
こういう言葉よく聞くわ……と重いため息が出るような言葉が身近な気持ち悪さを伴いながら描かれていました。読んでると絵が綺麗なのに気が重い!だから先が気になる!
主人公の美紅ちゃんは萎縮しやすく初めは喜んで赤いリップをつけたのに様々な形で否定されてしまい、この描写がまた堪える。辛い。そんな時に職場のセクハラから助けてくれたイヴくん。彼の言葉は鮮烈で、自分の人生は自分の責任だから他人にあわせて泥を塗るよりメイクで輝けと鼓舞してくれるかのようです。読んでて美紅ちゃんの状況や心理状態が辛すぎるので彼女が今後変化していくことを切望しつつ、続刊も見守っていきたい……はるくんは怖い。どうした?怖いんだが……!?はるくんの謎も気になります。