このレビューはネタバレを含みます▼
ヒロイン美紅ちゃんのメイクを頑張ってみたいという気持ちや、その一方で彼氏のはるくんにメイクを咎められてやっぱりやめようとしたり等、とても共感して読ませていただきました。
自分がどうしたいかではなく、他人からどう見られ思われるかという呪いを彼氏や自分自身でも知らず知らずにかけているのかもしれないなぁと。
そんな中で知り合ったイヴくんの存在は美紅ちゃんにとって救いの魔法使いのような、一筋の光のように思いました。
イヴくんの出てくる場面はキラキラと本当に綺麗に描かれていて彼のポリシーや生き様が絵に表れているように見えます。
逆にはるくんのシーンは全体的に暗く、セリフも淡々として彼の貼りついたような微笑がぞくりとし、イヴくんとの描かれ方の対比が秀逸です。
2話まで読み終わりましたがイヴくんのように好きな色を選んでメイクがしたくなります。