まだ世界観にひたっています





2020年9月12日
気ままに飄々と怖いもの無しで過ごしていたヒロイン天が、一心に胸を焦がすような恋を知り、人を想うことの強さ・臆病さ・痛み・輝き・至福感…たくさんの気持ちと直面して、迷ったり泣いたりときめいたりしながらどんどん魅力的な女の子になっていくのが素敵でした。大好きな相手のためにいつだって全力で最善を尽くそうとする、天の真っ直ぐでひたむきな頑張りが眩しい。皆さん書いている通り、恋愛だけでなく、友達・家族…大切だからこそ捨て切れずにもがく人間関係の切なさや温かさもたっぷり詰まっています。特に、後半の鈴と理久の場面では何度も涙が…。全巻読了後、物語にもらった幸福感と終わってしまった淋しさで胸がいっぱいになりました。また何度も読み返します!

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