「好き」が錆びるその前に【分冊版】
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「好き」が錆びるその前に【分冊版】

アオヒトヒラ

是非、続編を!!!

ネタバレ
2020年9月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ あーーー!!!!気になって気になって仕方がなかったので、単行本になるまで待てず、分冊版にて読破しました。
ただ、やっぱり覚悟はしていたのですが、分冊版の惜しいところは、少々ぶつ切りで読まなくてならないことと描き下ろしが付いてないことですよね〜涙。
本編のみでも良いと言えば良いのですが、やはり、その後の2人を少しでも垣間見れる描き下ろしが付いているであろう単行本には負ける泣。あとスラスラ微妙に続けて読めないなのも惜しいっ!
取り敢えず、主人公のあきらが、今後ちひろに溺愛されて行くのだろうなぁという余韻を残してハピエンだったのでホッとしました涙。
そして、あきらを苦しめていた一応元彼?も天誅下ったので、2度とあきらを苦しめることはないだろうし、ちひろがしっかりとそこは守ってくれるでしょう!
分冊の無料分をチラチラ読んで、ひぇーっと妄想膨らんでしまって、ビビり度が高過ぎになっていたからか、もっともっとドン底に暗い感じでお話が展開するのかと予想していたのですが、読み手の視覚の範囲では、そこまでではなくて少しだけホッとしました汗。
恐らく、その辺りの描写が少なかったから、個人的には耐えられたのですが、地雷の複数による輪○描写がチラッと出たのと再会してしまった元彼?に強制的に行為を強いられ場面が少し出て来ますので、地雷の方はご注意を。
あとどちらが良いとは判断付かないのですが、もし主人公が、あれだけのトラウマになってしまった辛いことについて、心情などももっと語られたら、そして、表面上は飄々として見えるちひろの葛藤したり悩んだであろう心の内ももっと読めたら、とても重いお話にはなってしまいますが、もっと読み応えがでたかなとは思いました。
そういうのが苦手な読者の為に割とサラッと描写されているので。
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