アザミの城の魔女
」のレビュー

アザミの城の魔女

たらちねジョン

絵はすごく綺麗ですが...

ネタバレ
2020年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵柄に一目惚れして買いましたが、内容は思ったより薄くて面白いかと言われると評価はかなり分かれそうです。
特に2巻までは話が噛み合っていないように見えるシーンが多く、「え?この話に返事してないのにもう話題変わった?」と混乱することが多かったですね...
巻数の制限で駆け足なのでしょうか?
登場人物の描写等もあっさりしているのでもう少し丁寧に描写してほしくはあります。
特に何をしてるか分からない描写(使用した魔法等の詳しい説明がない等)もあるのでもう少しゆとりのある構成であればもっと面白くなりそうなんですが...

3卷は授業のシーンもよく分かりませんでしたが、学校での戦闘シーンはかなりだらけてて、私は読んでて辛いレベルでした。
敵がさっさと逃げないのも意味がわかりませんでしたし、先生が割と悠長に生徒に戦わせてたのが謎でした。
逃げられるとは思ってないの凄くないですか?まぁ実際敵は謎のヒステリック起こしてて逃げなかったんですけど...
申し訳ないですがあの時間稼ぎみたいなシーンいりますか?とか思っちゃいます。
結局先生も自分は戦わないで負傷してマリーに任せるし、敵のボスも「あの子はリーダーに向いてない、これじゃ仕事できない」って話に「じゃあ町ごと消せば?」でまたえぇ...ってなりました、流石にぶっ飛びすぎてる。
そういうクレイジーな漫画だったのかも知れないと思い始めたくらいです。
しかし、先生が保護者に説明した口ぶりではかなりの危機だったようです...じゃああのシーンはどうみてもおかしいですよね???気にしすぎなのかな...

でもマリーの過去の事については詳しく掘り下げていたのでそこは凄くよかったです。
本編もそのくらいの掘り下げがあればなぁ~~~と思ってしまうのですがさらっと読むには良いのかもしれません。
内容が良くなればいいですが、4巻の内容次第で続刊購入は無いかな....
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