このレビューはネタバレを含みます▼
最新刊が出るにつれ多少は緩和されてきているけれど、一番気になるのは笑顔です。張り付いているような、どこか哀愁漂ったような笑みで、内容が二の次になってしまいます。あえてきつく言うなら、いかにも『絵』ですね。動きが足りない、ただのイラストのような感じで、初期の頃なんて切り抜いた扉絵を貼り付けたような。全体的に見ても会話や内容に助けられている感じが否めません。今まで電子ばかりじゃなくて、紙でもかなりの漫画を読んできましたが、ここまでキャラの表情が微妙な漫画を見たのは正直、初めてです。酷評になりますが、風景や建物(構造物など)に難ありならまだしも、絵の上だけで生き生きとした感じが皆無・ヒロインの表情からして共感できないというのは致命的。無料の時に多少読み進めてみましたが、以上の理由から購入はないなと思いました。好きな人には本当に申し訳ないです。