すごく良い

ネタバレ

2020年9月24日

このレビューはネタバレを含みます▼ 最近読んだ本の中で一番のヒットでした。笑って泣けてきゅんきゅんします。登場人物に根っからの悪い人が出てこないので、安心してヒーローヒロインの距離が近づいていくのを楽しんでいられました。それにヒロインがヒーローに惹かれているとはいっても、何よりも子供である光樹くんのことを一番に考え大切にしてるのには好感がもてます。光樹くんがヒロインの元から連れて行かれ、泣き崩れたヒロインには号泣しました。映画のようだった。その光樹くんはめちゃくちゃ頭も良く策士で、惹かれ合う二人をうまくたきつけていくのですごい！９才なのに将来が恐ろしいほどすでに腹黒イケメン。しかも可愛い。恐ろしや。それと愛情深く優しいしっかり者のヒロインからたまにぽろっと漏れる毒が笑えます。ヒーローにクソヤローとかおとといきやがれとか呟いた時には噴き出しました。ヒーローも最初こそ金持ちの鼻持ちならない人かと思いましたが、誠実で優しく一途な人。ヒーローの母親も嫌な人だったのに、ヒロインと光樹くんマジックで、世話焼きのツンデレに変化していき面白い。登場人物がみんな魅力的でした。最高のハッピーエンド！欲をいえば二人の子供が産まれたあとの番外編も読みたかったですね～光樹が溺愛するだろうな。

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