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闇を抱えても前を向く２人が凄い
2020年10月2日
受けも攻めも性的な暴力を受けていた過去があります（幼い頃に酷い光景を見せられた攻めも被害者だった）もちろん、加害者になってOKな訳ではないですが、信条的には理解できる感じでした。だからか、攻めには嫌悪感を持つ事なく読めました（自分でも八つ当たり的に受けにぶつけていると自覚していたし）少年だった攻めの哀しさを受けが包み込み、受けも過去を受け止められて２人は前を向く。成長し、青年になった攻めが会いにくるシーンは感動しました（震えているのも切なくて良い）最後は互いに大人になり２人の関係をこれから築いていくところで終わります。綺麗な絵柄で少年から青年まで楽しめて軍服も素晴らしくキュンキュンしました。エロも最初は辛かったですが最後はラブラブ。ただ、加害者である父親がのうのうと生きているのは釈然としなかったです。被害者の２人ともが許してるにしても、あんな好き勝手やった挙げ句に穏やかな余生って狡い！下半身不随でも私は許さないよ！って思いながら読んでました（笑）ずっと気になってたので読んで良かったです。
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