贖罪婚 それは、甘く歪んだ純愛
」のレビュー

贖罪婚 それは、甘く歪んだ純愛

栢野すばる/天路ゆうつづ

作者買い

ネタバレ
2020年10月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ お嬢様と使用人の息子の純愛です。期待して読んだだけに、少し内容が薄く物足りなく感じました。もう少し事件性というかサスペンス要素があれば、両片思いのすれ違いが胸に迫ったと思うけれど、キーポイントの「約束」も単に忘れていただけという、あまり謎解き要素もなく山場がない感じでした。誤解すれ違いに切なさより情けなさを感じてしまい、二人とももっとしっかりしなさいと思ってしまった。閨シーンは多めだったけれど、その分内容を厚くしてほしかったかな。大好きな執着系溺愛の話だったので、余計に残念に感じてしまいました。おばあちゃんが好きでした。
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