八雲立つ 灼
」のレビュー

八雲立つ 灼

樹なつみ

続編

2020年10月4日
まさかの続編!期待と不安の両方あり。線の粗さと体の丸さ、目が大きいのが気になります。
1巻 七地の離婚。蒿の成長ぶりと義兄なのに七地呼び。夕香と闇己、世裡と闇己の関係。もう七地が引き取って二人仲良く暮らすのが良いのでは?晃己=闇己なので、七地からしたら闇己くん!ですが、公共の場で闇己呼びは大丈夫?「行き逢いさま」はコミック文庫2巻の「隻眼稲荷」みたいな話でした。事件と念の活性化再び。謎の親子は何者?
2巻 「禍つ隣人」はコミック文庫4巻の「捻じれる黒髪」の会社バージョン。蒿とは良い距離感、夕香とは険悪状態の闇己の前に現れた市哉。教師の西川VS七地もあり。
3巻 企みと含みがある市哉。視える大迫。小泉や三輪と何だかんだありながら中学生として過ごす闇己。やはり七地の闇己呼びはつっこまれています。奇子と若比古と市哉の思惑が絡んで謎は深まるばかり。
4巻 「ヲナリ屋敷」→中編、後編。若比古と奇子の宿命。事実を知った若比古。二人の危うすぎるバランスが怖い。蛇神も危険ですが、生きている人間がなお怖い。
「願果たし」→三輪が叔父のために願掛けをし……血の繋がりは一歩間違えると偉いことに。
「犬神の嫁」→前編。ヤバ気な梅園家。ぬらぬらぬら~。三女が安柘っぽい。
5巻 市哉の側にいるのは眞前?闇己母の言葉と寧子。寧子が大丈夫なのか不安が残る所。
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