唇は紅く燃えて海の枕に眠り
」のレビュー

唇は紅く燃えて海の枕に眠り

冬乃郁也/崎谷はるひ

心に沁みます。

2020年10月4日
原作の昔話、小川未明作「赤い蝋燭と人魚」は、哀しい救いのないお話でした。幼心に、報われない虚しさと悲しみが残りました。人間が、私欲の為にいかに残酷になれるか静かに語っていました。けれど本編は、その原作に、ほわりとあたたかさを加えてあります。とても好きです。
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