このレビューはネタバレを含みます▼
レビューが高評価だったので購入し、ずっと楽しみにとっておいた作品をついに読みました!本物の手当ての力を持つプリシアと忙しすぎて病気になってしまう一歩手前(自覚なし)のエリート クリエットが本当の夫婦になっていくお話。第三者の視線で描かれていて読みやすかったです。一歩引いて状況を見られる立ち位置で、さらに劇的な大事件が起こるわけでもなく、登場するのは普通の生活の中にある出来事なのに、読み進めていくうちにじんわりと温かな気持ちになっていきました。冷静かつ合理的なクリエットがどんどんプリシアに夢中になっていき、溺愛する様子にはニヤニヤが止まりませんでした。二人の甘え甘やかすバランスが絶妙でした。プリシアが居なくては生きていけない、なんて言われてみたい!クリエットの母も派手な意地悪義母かと思いきや、とても愛情深くて良い人で、本当に悪い人が全く出てこないので安心して読めました。結婚の大成功事例でした。面白かった!