このレビューはネタバレを含みます▼
私がこの1本しか読んでいないせいなのか…
この1本だけでは世界観がいまいち伝わってこず、とにかく受けにとってひたすらに過酷で、その世界の住人が受け以外にも子供を平気で殴ったり内臓引きずり回したり ちょっと野蛮すぎるようにしか思えませんでした…超〜治安が悪いことはわかるんですが。
正直世界観に愛着が持てなかった…
1人の男の子の冒険譚としてだったら、サバイバル的な描写はすごく面白かったし 人間味溢れる受けの感情の描写もよかったです。ただ、恋愛小説としてはなかなか薄味で、物足りなさを感じました。
恋愛が読みたくて購入したのでわたしの個人的なニーズに合わなかった…淡く期待していたえっちもめっちゃ薄かった…(˘ω˘ )ww
ほぼ受けの独白形式で物語が進み、言葉がほんとに最後の最後まで通じないので攻めの人間性が優しい以外あまり伝わってこなくて。
どうして好きになったのかも「いい子だと思った」という…若干パンチにかけるというか…
それに受けがピンチ!な時にいつも不在がちで、受けじゃなく春夏のそばにいるっていう辺りがなんだかなあと思ってしまい。
シリーズらしいので、全部通して読めばもっと色々なことがわかるのかもしれません。
この作品単独で読むにはちょっと物足りないというか、人間模様とかわからないことが多いです。