静寂の月 【電子限定特典付き】
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静寂の月 【電子限定特典付き】

森嶋ペコ/姉村アネム

幹が可哀相すぎ

ネタバレ
2020年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻になって喬木がスパダリに豹変するのについていけませんでした。そこらへんの喬木の気持ちの移り変わりをもっと描いていただけたら理解できたのかもしれませんが、1巻の喬木が幹の重たい過去を受け止めることができるとは到底思えなくて、唐突な感じが拭えませんでした。バッドエンドの小説の方はパリに行った後に樹とまた近づくようで、そっちの方が喬木らしいなと思います。島崎に婚約者がいる設定がなかったらよかったのですが、喬木しか選択肢がなかったので物足りなかったです。卒業のシーンでも、そこの男子の方がよくないか?って思いました。描き下ろしや最後の小説部分を読んでこれでよかったんだろうと思いましたが...。でもそもそもパラレルワールドとはいえバッドエンドの小説(Another)いりますか?まあそれも一興かなあ?読まなきゃいいだけなんですが、なんかその存在にゾワゾワします。あと登場人物の設定がスーパーハイスペックだったのに引きました。辛口ですみません。2017年8月 1巻 総236ページ 2巻 総248ページ 修正は白モヤ、白抜き、ざっくり白。
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