このレビューはネタバレを含みます▼
美しい絵で描かれる、とあるキャラクター達のお話です。
「夢は叶わなくてもいい」という本の帯にはまさに新鮮さを感じました。
作者さんの「もっと気を抜いていいんだよ!」みたいなメッセージ性を勝手に感じています。が、本当に優しいお話だと思いました。
この作品を読んでから、ひとつの決まった道に進まなくていいことや、正解や不正解だけでないこと、たくさんの道があることを考えられるようになりました。 何かしたいという衝動に思い切り駆られた訳では無いのですが、確実にこの先も自分の背中を押してくれる?というより支えてくれる、そばに居てくれるでしょうか、そのような力を持った作品のように感じました。
なんとなく、大丈夫だなって思わせてくれる、読んだ後に明るい気持ちになれる作品です。
絵が本当に綺麗です。作品の美しさにピッタリです。背景の書き込みも凄くて、本当にキャラクターたちが居そう、リアルさを感じました。