パラスティック・ソウル
」のレビュー

パラスティック・ソウル

木原音瀬/カズアキ

BLというジャンルを超えた傑作

ネタバレ
2020年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL的欲求を満たす内容は全体のごく一部ですが、どこの際とでも高評価を得ているこの結果がすべてですね。近未来の世界観、謎解き要素、恋愛要素、倫理観への問いかけ、すべてが詰まっています。3巻・ライヴァンの最期がすごく儚く美しかったのに対し、4巻のハル(に続く面々)が欲望に忠実で、生き続けなきゃいけないのも業だなぁ、作者さんすげぇ、えげつない……と思ってしまいました(笑)
ところで……。3巻で薬の正体やハイビルアの謎が解き明かされ、そういうことか!と納得はしたのですが……じゃあなんでこの薬を飲むと願いが叶うんだ?わかるような、わからないような。
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