リアルな狂気

2020年10月26日

イナベカズさんの描く人物や背景は大変美しく大ファンです。
特に男の子を描かせたら右に出る者はいないと思います。
この電人Nはまさに現代の若者が纏う狂気で、非常に乾いていて哀しく、この上なく寂しい。その描写のグロさに自分の内臓までメタメタにやられる感がありますが、1巻以降はそれこそ電光石化のごとく話が進みすぎて浸る暇がなかった。そしてそれこそがまさにこの現代を象徴しているものだと言えるのでしょう。

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Bonjour3 さん

(女性/40代) 総レビュー数：17件

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