このレビューはネタバレを含みます▼
読後の印象が、好きか嫌いか、goodかbadかモヤモヤかスッキリか…話の展開の好みで分かれるかと思います。ストーリー重視より、エロが決め手の方もいるでしょう。個人的には、これはモヤモヤします。面白い設定で、実際面白いし、エロいし…
ずっと好きだった友人に催眠術をかけ、眠る相手の身体を意のままに…って。これはファンタジー、と何度も自分に言いきかせました。だんだんエスカレートする水景の手や口。もう恋心をすっ飛ばして、やりたい放題。そこまでしたら、目を覚ますだろ(笑)ハラハラ、ドキドキの逆レ*プ。途中、祐一って本当に寝てるのか疑いました。実は、気付いてるけど、快楽でされるがままか?とか思うほど。そして、案の定目を覚ました祐一に、隠してきた片思いまで、ばらしてしまい、恋の終わりを迎えます…その時の水景の涙が切なくて、辛かったけど、こんな不毛な事はやめた方がいい。長年の気持ちに終止符をうち、終わらせた水景でしたが、意外な展開に困惑です。まぁ、百歩譲って、受け入れたとしても、今までそんな素振りもなかった祐一が、いきなり「好き」になるものかね……わからん。他に短編収録されてますが、短編いれるなら、もっと祐一の心理状態を丁寧に描いて欲しかったです。
その短編も、読後モヤモヤ残ります。歳の差カップルです。カップルと言っていいのか…
イケおじの医師と高校生。ある時、診療所でヤってる先生を見た志貴。それから数年経ち、再会して誘われヤられます。ヤられるというか、ヤらせてます?何か不快。あの医者は志貴を抱いても、きっと他の男を連れ込んでヤってるはず。想像ですけど、何か不快。ん~…やっぱ不快。イケおじとワンコで楽しい展開かと期待したのに…大きくハズレました。残念です(泣)