このレビューはネタバレを含みます▼
発端は主人公の息子さんですが、カウンセリング・反省・相手の子への謝罪と和解
→ここまでで普通は解決するはず
ただ被害者母親はクラスメイトのママ友や学外スクールのママ友に根回しをした挙げ句、学校での集会で全校生徒へ見せしめのようにいじめ報告を行うよう学校へ催促し学校側もほぼオブラートに包まず伝えてしまった
→気持ちは分からなくもないが、こりゃやりすぎだわ
てかそのせいで弟がクラスから浮く羽目になるのは甚だ遺憾
友達同士でちょっかい出し合ってただけなのに、兄がいじめの主犯だからって弟だけ悪者扱いされて担任にお腹蹴られるなんて本当に有り得ない
主人公父がいじめのけじめを付けてから上記の件について今度は被害者母親について学校へ報告
→批判コメントが多いのは主人公父が「人格破綻者に喧嘩売った事後悔させてやる」って一言から反撃が始まったからではないか
誰が聞いても被害者母親の行動はやりすぎだし、教員の暴力も訴えるべき内容で、決して自身の罪を棚に上げている訳ではなく、2次被害が拡大しないよう・今後このような事が続いては納まるものもままならない、という状況を打破すべくとった行動でしょう
それを「俺は人格破綻だからなっ!俺らよりもっと酷い目にあわせてやる」というヴィラン側の思想でけしかけてしまったから
見ていてどんどん主人公達が基地外に見えて不快になってしまうのでしょう
どちらの親も子供の立場で物事を判断して
子供同士が和解しているなら、向こうの親がどう出てきても子供達に任せよう
で良かった話だと思います。
最終的に主人公一家はその考えに到達しますが、もっと早く気付いていれば周囲から変人扱いされずに済んだと思います
身バレ覚悟というか、寧ろ地域名を出して当事者に読んでもらって「俺達は折れてやったぜ」感を出して2次、3次災害を引き起こそうとするのは辞めたほうが良いと思います