追放したくせに、もう遅いです!捨てられた幼女薬師、実は最強でした
佐藤三/雀葵蘭
このレビューはネタバレを含みます▼
主人公が特に理由もなく虐げられる作品。
虐げられている割にざまぁはほとんどなく、唯一の良心らしい聖女は口でしか庇わないし、ヒーローすら見知らぬ土地に主人公(幼女)を一人置いていき街で生きていくための知識や店舗経営についての知識を付けさせず世話を放り出す鬼仕様。
主人公に対しキツく当たってから後悔しただろう人すら謝ることがほとんどないのは流石に登場人物クズが多くないかと。
主人公も虐げられても「仕方ない」という感じなのもどうかと思うし、せめて気にせず頑張る!という明るく前向きな主人公であれば応援出来た。
最後まで読んだもののスカッともせず、健気な主人公頑張ったね~!ともならなかったです。
店舗兼住居を手に入れてから、商工会のような、他のファンタジーものに良くある商業ギルドなんかに届け出等がなくても物を売れるという世界観に違和感が。
どうりで紛い物を取り扱ってもお咎めがほぼないわけですね。
絵がとてもかわいかったので星2。
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