このレビューはネタバレを含みます▼
フェチものは当たり外れがありますが、これは愛がいっぱいで良かったです。強引な展開な気もしますが、終わり良ければ全て良し良しですね。
制服DKをこよなく愛し、ちょっと変態被ってる教師の彰人。眺めて感じて喜んでるだけなので、犯罪じゃあない(笑)そんな残念な先生の前に現れた元生徒の真は、『好き』が暴走して半ば脅しぎみに付き合う事に成功。制服DKに気をとられたら虚しいけれど、他に手段は身体を悦ばせるしかない。それもなんだか切ないなぁ…本当の恋人じゃないから…前途多難な恋模様。
でも真が不安に思っている中で、彰人の行動が真を思いやっているのが素敵です。形だけの恋人がスタートし、制服フェチは抜けきれないと思っていたら、真に気持ちが傾いていて…キュンとします。
ようやく本物の恋人になったのも束の間で、新たな火だねがお互いにくすぶり始めます。彰人の兄の友人が現れ、真の元カノが現れて二人の間にすれ違いが生まれてしまい、危機の予感。ちょっと強引な展開な気がしますが、わかっていてもなんだか辛い。恭ちゃんの方は、話がなくても良かったかな。直接的に溝を作るのは元カノの存在ですが、これも二人のやり取りを隠す必要があったのか？という感じですね。真から身を引こうとした彰人が辛かった。で、ネタばれが『単なる相談相手』だったので、ちょっとせっかくの盛り上がりがグダグダになりましたねぇ。惜しいなぁ…
それでも、十分楽しかったです。
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