スリーピング・バグ
」のレビュー

スリーピング・バグ

京山あつき

すっごく好みの話◎お宝本だ〜

ネタバレ
2020年11月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 独特の世界観で淡々と進む話は、哲学的でもあるし純文学を読んでいる様な錯覚を起こし、BL枠に留めておくのは勿体なくて、恋愛について模索し辿り着く二人の成長譚でもあってなんか感動◎

同僚プログラマー先輩後輩モノ。
大学生インターン時代から本郷を憧れていた潤野。
ノンケ同士、本郷×潤野。

IT技術者の理系脳の話は用語使いも面白く、《人間はパートナーを欲しがる様プログラミングされていて、それが動作しないのはバグ》 ←この認識はお気に入り♪

恋愛に興味なかった潤野君と、モテ男で愛され慣れしてても愛する事を知らない本郷さんの二人のプログラム動作が「恋愛」に暴走してからの可愛さ◎人が変わった様に「合体」を求めるのに神様の書いたコードのせいでなかなか合体は叶わず(笑)イチャイチャ下ネタ会話まで愛が溢れていて楽しい◎ 静かに低温ヒタヒタと進み、好きが爆発した様な甘々展開シフトチェンジに胸熱(涙)ネコ耳先輩のエピも良かった◎
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!