このレビューはネタバレを含みます▼
最近完結した別作家の少女漫画がアンデルセンの「人魚姫」をなぞっただけという感じの設定で微妙だったため、
「この作品もそうなりそうだな～。TL漫画という違いはあるけど、メインヒロインが人魚という設定は同じだし」
と警戒していましたが、意外と設定は独自に考えられており、想像以上に面白かったです。
毎回、ナギが弓弦に抱かれていますが、最終的には海斗とくっつくんでしょうね。
日野塔子作品は「まめしば」名義も含め、電子書籍でほぼ全作品購入しているので、海斗が「絶エリ」の崇之、弓弦が和臣、ナギは白く表現されたウェーブの超ロングヘアという珍しさを除けば顔はいつもの日野作品ヒロインに見えます。
弓弦はズルいけど、ナギ一筋なので憎めません。
私が「囚われ」では圭介派だからなのか、弓弦には色々引っ掻き回してくれることを期待。
海斗は私の嫌いな日野作品黒髪ヒーローな上、顔もそこまでイケメンには見えないので、ナギとくっつく相手は弓弦の方がいいなぁ。
ナギの恋のライバル・千佳は今の所、全くなんの魅力も感じられません。ただ嫌な態度を取るだけのキャラを「ライバル」とは呼びたくないですね。
「●REC～」の叶子は外見が非常に私好みかつ策略家という魅力的なライバルだったので、叶子ほどじゃなくても魅力的な日野作品ライバルを見たい！
昔と比べて日野塔子先生はライバルに限らず、魅力的なキャラを描く力が衰えてきたように感じて残念。
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG