貴公子は怯える少女を抱きしめる
」のレビュー

貴公子は怯える少女を抱きしめる

椋本梨戸/里雪

え…

ネタバレ
2020年11月13日
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かなり酷評です。
楽しく読まれた方には申し訳ないですが、げんなりしてしまいました。
とにかくヒロインがアホすぎる。
男性恐怖症という設定なのに、優しかったら何の警戒心も抱かずパーソナルスペースに無邪気に入る。
襲われかけても親しくしようと手を差し伸べる。
『優しい』のではなく、『学習能力がない』。
トラウマとなった事件の加害者にヒーローが手を下したかもと気づいてもやもやしているのに、何も言わない。
強引なヒーローにされるがままに流される。
好きだと言ってくれる人なら誰でもいいんじゃないの?と思ってしまいます。
そもそもヒロインがヒーローをいつ、どこを好きになったのかさっぱりわかりません。
対してヒーローは幼い頃からヒロインが好きな設定ですが、女性関係が華やかだったと書かれています。
ヒロインが怯えているのにどんどん手を出しちゃうあたり、経験豊富っぽい。それって一途と言えるのでしょうか?
「19歳の男がこの歳まで何もなかったらどうなると思ってるんだ」なんて好きな相手に堂々と口にする神経が理解できません。(ヒロイン理解していないけど)
時も場所も選ばず盛ってばかりで、絶倫というよりも発情期の動物みたいでした。
ちなみにイラストもひどかったです。
人物のバランスがおかしくて、ヒロインが女児にしか見えないシーンがあります。
小学生向け少女マンガみたいな絵なので、ベッドシーンなんて違和感しかありません。
背景もほぼなし。せめてトーン貼るなり、デジタルなら画像データ引っ張ってくるぐらい素人でもできるのに。
イラストないほうがよほどマシです。
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