ずっと、ずっと好きだった ―再会愛―
」のレビュー

ずっと、ずっと好きだった ―再会愛―

緒莉/上原た壱

珠玉の名作

ネタバレ
2020年11月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 北海道の旭川が舞台、小さな映画館で中学生のヒーローとヒロインは惹かれあいます。サブタイトルの珠玉の名作名が物語のスパイスです。
25歳になった二人は、東京、旭川を行き来しながら愛を再燃させます。二人の背景、抱える事情を経て希望を見出すまで、過去と現在を手探りで繋げていくくだりが鮮やかです。ヒーローとヒロイン、ヒロインの祖父との関係は、ニューシネマパラダイスのシーンが浮かびます。北国の小さな町の風景が二人の心の象徴のよう。名作だと思います。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!