花野井くんと恋の病
」のレビュー

花野井くんと恋の病

森野萌

”普通の女の子” 感が伝わる!

ネタバレ
2020年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず、今まで読んできた”普通の容姿のヒロイン”がどれも偽物に思えるくらい、この話のヒロインは”普通”感が伝わります☘ 笑顔が可愛い普通の子ほたるちゃん、内面が圧倒的に美しく、読んでいて「おともだちになりたいなぁ。」と思いました。
花野井くんのような生育環境だと、愛情のかけかたや人と人との信頼関係の築き方が分からず、極端な行動をとってしまう。対照的に、両親や姉妹に愛されて育ったほたるちゃんと出会って、からまっていた感情がほどけていく様子を丁寧に描いています😊
7巻まで読んで、小学生時代に二人に接点があったこと、花野井くんが”お友だちは不要”となった経緯は分かりましたが、7巻最後に 帰国した花野井くんのお父さんが登場し(冷たそうな感じがしなかったので、癌はお母さん?)、今後は花野井家の関係修正になるのかな?
ゴールはまだ先のような気がしますが、最後まで追いかけたい作品です🙂
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