悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。
」のレビュー

悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。

松浦ぶんこ/天壱/鈴ノ助

3巻読了

ネタバレ
2020年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2023年7月にアニメ化されたというのに、漫画は作家さんの体調不良で一年の休載の後、2022年10月に連載終了が発表されています。つまり、どんなに待っても、この続きがこの作家さんで描かれることはないという現実に打ちのめされてます。良作なのに…。

一迅社さんは別の作家さんで漫画化再開することを検討しているという噂も。でも、この絵や描き方が好きだったし、人気もあったから、本当なら次の方はプレッシャーだろうな…。質が落ちてたら絶対買わない( ꒦ິ꒳꒦ີ )

取り敢えず、乙女ゲームのヒロインである妹のティアラではなく、ラスボス王女であるプライドが登場人物たちから愛を注がれて、それに気づかず、尚かつ攻略対象はみんなティアラに惹かれていると思い込んでいるという異世界悪役令嬢転生(転移)あるあるパターンですが、この物語の面白さは、ソコじゃないんですよね。恋愛要素よりヒューマン要素がたっぷりです。【人として】できること、できないこと、葛藤…すごい伝わってきます。恋愛要素もチョイチョイ。伏線もチョイチョイ。でも、なんか、よく溶け込んでいて、表現が上手いってこういうことなんですかね?素敵すぎます!
3巻で王城内が一応落ち着き、4巻から新章…を期待していたのですが、出ないのですよね。本当に残念でなりません。
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