それは多分求愛
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それは多分求愛

芽玖いろは

恋をしたら男の子も可愛い

ネタバレ
2020年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ お初です。顔をつき合わせれば、何かと勝負する二人。ライバルというか、ケンカ友達?
カナヅチの七海に対し、水泳勝負を挑んだり、挙げ句、男の子なら有りそうな手コキ勝負。それ以来、今までとは違うビミョーな空気に変わり…
もうこれは恋を認めた方が負けだね。七海のポロポロ流す涙が可愛いらしい。突然、醐代も絆されて晴れて両思い。おめでと~。
ここで、作者様のあとがきによると…1、2話と3、4話の間に2年の歳月が流れ、確かに絵柄がちょっと変わりましたね。ここから恋人編。すっかり恋する乙女な七海。まだ抜き合う以上の事にはならず、学生の大イベント文化祭に突入。生徒会のしっかり者も、恋は不器用で、学内の恋に関するジンクスに振り回されあたふた、あたふた。七海可愛い~。初エッチも進展せず、一人モンモンとしながら、もう頭の中はエッチでいっぱい。ロマンチックなムードには到底及ばないけど、やっと結ばれた二人。初めては、こんなもんかな(笑)面白かったです。
同時収録の短編も良かったです。短いなりに一つのラブストーリーがまとまっていて、面白かったですね。エロに寛容なサークルに所属しているヤリちん潤。サークル恒例の新入生歓迎会で、指名された、新人が女装する決まり。選ばれた緒方の女装に潤の手が伸び…おぉ~、オチがいい!なるほど。
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