サレタガワのブルー 分冊版
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サレタガワのブルー 分冊版

セモトちか

一途と言えば聞こえはいいけど…。

ネタバレ
2020年11月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 惚れすぎるとでも言えばいいのか。
一途に誰か他人を思い続けることって素敵なことだと思う。
もし新しい出会いがあって違う人を好きになってしまったという理由以外では別れないという決意とでも呼ぶべき覚悟のようなものがある。
だがしかし、愛されるに値するかどうか、今一度自分で考える機会があったら、愛されていると確証を持てる。男女関わらず人間は、「自分の不安を和らげたり、拭い去ってくれる」相手に弱い。そういう人の話なら聞けるということはあると思う。その能力があると言葉で示してくれなくても、こうも相手を素直に信頼することができるだろうか?
もちろんフィクションではあるが、あまりにも男性のほうが幼稚だと思った。
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