致死量の恋情
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致死量の恋情

春日部こみと/旭炬

死んでもいい位の恋情

ネタバレ
2020年11月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 6年ぶりに再会したヒロインとヒーロー。何故ヒロインの前から姿を消したのか、どうして王の命を狙ったのか、ヒーローの言った血の壁とは何を指すのか…ヒーローの抱える秘密とは何なのかとドキドキしながら読んだ。ヒーローにとって、ヒロインは光であり自分にとっての全て。だから、ヒロインの為なら死んでもいいと思っていたけれど、ヒロインに真実が明かされるまでは死ねなかった。それは、ヒロインに自分を忘れて欲しくなかったから。そして、多分ヒロインに救って欲しかったから。ヒロインにとってもヒーローは半身であり運命の番。全てをぶつけて、ヒーローを救った。2人の愛情の激しさと絆の強さに圧倒される物語だった。
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