鬼滅の刃 しあわせの花
」のレビュー

鬼滅の刃 しあわせの花

吾峠呼世晴/矢島綾

二次小説なので好みによります

ネタバレ
2020年12月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者・編集者公認の小説なら……と思って期待を持って読みましたが、やはり1ファンの妄想による二次小説です。

妄想が一致する人なら楽しめるのでしょうが、私には合わず、原作のイメージを汚された気持ちです。

この小説は人の妄想と割り切り、原作とは切り離して考えます。

以下、ネタバレになりますが、
特に2話目の善逸の初めての鬼退治の話は、酷すぎます。
じいちゃんの家を逃げ出した、まだ最終選別にも行っていない善逸は、日輪刀はもちろん、修行に使っていた(原作にも描かれていた)普通の刀すら持っているはずはありません。
それなのに、偶然出会った娘のために鬼退治を引き受ける? ありえない! 日輪刀以外では鬼は殺せないのに。
最終選別までは日輪刀を持たないのに!
それとも、善逸がじいちゃんの日輪刀を持って逃げたとでも?

もっと原作をよく読んで勉強してから書いてほしい。
二次小説にももっといい作品はたくさんあります。
この人の小説ならもう二度と買いません。

挿絵はとてもかわいらしいので、それを見られただけでよしとします。
星は挿絵の分です。
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