ミステリと言う勿れ
」のレビュー

ミステリと言う勿れ

田村由美

痺れる作品

ネタバレ
2020年12月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 謎解き系を読みたくなり購入しました。
大作『BASARA』を読んで以来、久しぶりに田村由美先生の作品に触れました。「冬はつとめて」という清少納言の『枕草子』の引用から始まり、どういうストーリー展開になるのだろうとワクワクしながらじっくり読み進めました。整君の洞察力が優れていて、各話でポイントをつくのですが、ポイントをつかれた登場人物達の得も言われぬ表情の描写が素晴らしいです。知的好奇心をくすぐられ、嵌まりました。整君とライカさんの今後も楽しみです。
この冬は『7SEEDS』も読んでみようかと思います。
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