記憶喪失モノ

ネタバレ

2020年12月14日

このレビューはネタバレを含みます▼ 21歳のユリアナは目覚めると16歳になっていた。側には見知らぬ男性がいて、夫だと言う。自分を忘れてしまったことに怒り、嘘をついていると疑われ、夫であるから問題ないと無理矢理抱かれ、その混乱と恐怖を一緒に味わうかのような始まりに、戸惑いとワクワクで、読むしかない！と一気読みでした。どんな事があって記憶喪失になったのか、無くなってしまった5年間に何があって、国王で夫のオーギュストとどう結ばれたのか。ユリアナと一緒に少しずつ過去を知っていく展開が楽しかったです。第一印象が最悪だったオーギュストがユリアナの状況を理解し紳士的に接する一方で、情熱的にユリアナを思い、求めている姿に胸キュンでした。ユリアナがオーギュストに再び恋をする様子にニヤニヤしてしまいました。王道ではありますが、二人のお互いを思う気持ちがよく伝わってきて良かったです。

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ソディアンさん

(女性/50代) 総レビュー数：1975件

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