初恋彼氏は溺愛ストーカー!?
」のレビュー

初恋彼氏は溺愛ストーカー!?

春日部こみと/上原た壱

うーーん

ネタバレ
2020年12月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私にはあんまり合わない作品でした。
学生時代すれ違いの末ヒロインが姿をくらまし(渡米)7年前経って、再会してからの物語と言う設定は良かったと思います。
ヒーローが恋を拗らせた結果、粘着質でストーカー体質になってしまったというのは、まあ受け入れられましたが、7年前とキャラが違いすぎて(喋り方とか)別人と言われた方が納得出来た。
後、ヒロインすらも7年前に囚われていて、ヒーローの好きが信じられないと言いながら、受け入れてしまい、結局ヒーローに会うために日本に帰ってきていたんだと言う思考に辿り着くと言うのがなんかしっくりこなかった。
7年前自分の将来と恋と天秤に掛けても将来のために大学は別の所に行くと言っていた現実思考な描写があったのに、大人になったらその考えが真逆なったような気がしたのが残念だったのかなぁ。
そして、特に山も谷も無いままくっつくと言うのもよく分からなかった。
ヒロインは7年前の辛い恋を吹っ切って日本に夢のため帰ってきた→ヒーローと再会ストーカーまがいのアプローチをされる→ふただひ恋に落ちる(と言うか絆される)の方がしっくりきたかなぁ。
思ったような攻防が無かったのが1番残念だったのだと思います。
(読後がスッキリしなかったのが何故なのが自分でもよく分からないので、思い返すとこんな理由だったのかなぁ。と言うような感想です。)
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