社畜と少女の1800日
」のレビュー

社畜と少女の1800日

板場広志

遂に完結しました。

2020年12月17日
あまりに理想論的だとおっしゃる方もいるようですが、掛け値なしにいい話でした。むしろ物語はこのくらい理想論的であるほうが良いと思います。ただし、理想論的とご都合主義的の差は正直なところ読者さんそれぞれによって感じ方が違うと思いますのでそれはこれをお読みになった各人の判断に任せたいと思います。
作者さんは成人向け漫画家としても有名な方のようですが、そういったシーンよりも、登場人物それぞれが基本的に『良い大人』であり、大人としての行動と思想・論理が絡むシーン演出が物語内の約6年間の間に一本の川のように滔々と流れていて読了時に目頭が熱くなりました。
後日譚も今後掲載されるようですのでそれを楽しみにしていこうと思います。
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