このレビューはネタバレを含みます▼
湖に佇む謎の男…が急に倒れて、医者を呼んで、自宅で引き取り面倒をみることにした、しっかりものの大人びた高校生、司朗。謎の男が自分が誰か分からなくても、正体(鴻)が分かっても一途な司朗が男らしく可愛いかった。ラストシーンは鴻さんが「俺と一緒に生きてくれ!」って言ったのに1人で元の時代へ戻って、残された司朗を想うと切なくて涙が出たけど、司朗が「次は俺の番だろ」と飛行機飛ばしているのが余韻を残していて素敵だった。司朗の願いが叶えられたかは分からないけど、きっと司朗はもっともっといい男になると思う。是非、BLと嫌わずに読んでみて欲しい。何度も読み返したくなります。