このレビューはネタバレを含みます▼
『みだ猫』シリーズ３作目。お互いの家を行き来していた天野とミケちゃんの同棲開始編。
前作でミケちゃんが天野と元カノが半同棲していた部屋ですることに引っ掛かりを感じていたから二人が一緒に住むなら新しい部屋を借りるだろうなと思っていて、それが違っていたからそこだけほんの少しモヤっとしてしまった。
でも、天野はミケちゃんにベタ惚れで、ミケちゃんも照れながら天野に甘えていて、めちゃくちゃ可愛かった。
今回、ミケちゃんが過去に片思いをしていた佐久間兄が登場。佐久間弟はあざとムカつく奴だけれど、兄の方は誰にでもいい顔して誰も大事にしない最低野郎だった。結婚しているくせに「俺の方が幸せにしてやれる」とか何様だ！ という感じ。
ミケちゃんが佐久間兄にきちんと引導を渡してくれてスッキリした。ミケちゃんは隠したのではなく、知られたくなかっただけ。天野は元々ノンケだったから不安になるのも分かる。続編では今度こそミケちゃんを心底安心させてほしい。
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