ヒズ・リトル・アンバー【単話版】
」のレビュー

ヒズ・リトル・アンバー【単話版】

ナツメカズキ

代表作シリーズの番外編…かな?

ネタバレ
2021年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『MO DS』『NIGHTS BEFORE NIGHT』 に続く3作目で、時間軸としては『ヒズ・リトル・アンバー』→『MO D S』→『NIGHTS~』の順です。

現時点(既刊2巻)を読んでいる限りでは、先行2作品を読んでいなくても特に問題ないようですが、
読んでおけば世界観をより楽しめるかと思います。色々謎がありそうですが、現段階ではやもめの源慈と考え方が多少ズレている琥士郎との掛け合いを楽しむ感じです。
この掛け合い、面白いのに時に“キュンキュン”させられます。そういうところ、ナツメさんは本当に上手い!
そして琥士郎の無邪気さと色気がたまりません。

そして、ナツメカズキ作品ファンの皆様。
皆様が愛している、あの時雨さんが本作に登場しますよ。
人をおちょくりつつ穏やかに笑い、女房と言われたら“春さんのことだ”と認識してますよ。
いつもの、子供思いの優しい時雨さんの一面も見られますよ。

たとえほんの一時期だろうと、時雨さんが穏やかな日々を過ごしていた
その姿を垣間見られただけで「読んで良かった~」と思えました。
やはり3作品全てを繋ぐキーパーソンは、時雨ですね。
いいねしたユーザ8人
レビューをシェアしよう!