サハラの黒鷲
」のレビュー

サハラの黒鷲

五月女えむ

もっと表題作を堪能したかった・・・

ネタバレ
2021年1月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 美しく気高く、メンタルもフィジカルも強い受け(ロキ)が調教師(アルキル)攻めに快楽責めされる話を期待したんですが、四話しかなく駆け足気味に終わるのが勿体なくて勿体なくて勿体なくて泣いた・・・途中までは期待した通りにロキがアルキルに快楽責めに合うも持ち前の気高さで堕ちず、そんなロキにアルキルも夢中になる・・・といった展開で、ロキの顔と体がもうほんとうにスケベでエロスでキタキタキター!となったんですが、如何せん四話しかないので二話途中から緊迫した話になり、そこから惹かれあっていた二人が結び付くので物足りなさがすごい・・・二巻はアルキル視点でラブラブな二人のすれ違いを中心にしてアルキルの過去を絡めつつ世界観やモブキャラの掘り下げと布石がありいろいろ楽しめるのですが、まずは調教されるも堕ちずに抗うロキが堪能したかったので、肩透かしを食らった気分です・・・せめてあと一話あればなぁ。
修正は甘くないですが、厳しすぎでもなくエロく見せる工夫がなされていて最高でした。この作者さんエロ表現がトップクラスでは!?!?!?(歓喜)

短編の三話は好みじゃなかったというか、ロキが男前褐色エロス駄々もれの最高の受けで良すぎたのもあり、単純に可愛い世話焼かれ受けはしっくりこなかったです。
せめて受け攻め逆だったらまだ読めたと思う。
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