番外編が最高(笑)

ネタバレ

2021年1月8日

このレビューはネタバレを含みます▼ 小中作品は本当に外れがないですよね！どの作品をとっても素晴らしいの一言です！タイトル通り溺愛モノでしたが一筋縄ではいかず二人が本当の意味で想いを通じ合わせるのは終盤になります。朱璃がアターシュに惹かれてゆく過程が丁寧に描かれていて流石でした。途中当て馬的存在(元恋人)が出てきますがこのシーリーンが屈託のない人で大好きになりました。読者人気も相当高そうです。キャラ立ちがもはやスピンオフ出そうな勢いでした。他にも順風満帆の完璧に見えたアターシュが国王として辛い立場にあったり、驕った家臣たちによる国内の乱れがあったりひとつの物語の中に色んな要素が含まれていて単純に読み物として面白かったです！最初はツンツンばかりが目立っていた朱璃もすっかりアターシュにゾッコンになり、王子にも恵まれ烏合国は安泰ですね！アターシュが後世に名を残すという記述がありますが納得です。運命の番として幸せな日々を送ってほしいなと心から思える夫婦でした。(一つだけ言うなら先生が今回描きたかった、というかこれを書くためにこのお話を作ったと仰ってましたが長髪攻めがネックでした。最近やっと長髪攻め耐性がついてきたのですがアターシュの髪の長さがボブとかいうレベルではなく臍まで届くレベルの金髪ロン毛だったのでちょっとだけ引いてしまいました……。。長髪は烏合国の文化なのかもですが泣あと挿絵のテイストがどうにも合わずそこだけ残念です。でも全てを打ち消すレベルで本文が素晴らしいので是非皆さん手に取って頂きたいなと思いました！ちょっとお高いですが買って損なし！ )

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にやんさん

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