僕の秘密と君の嘘
」のレビュー

僕の秘密と君の嘘

縁々

男に抱かれたいけど抱かれたくない

ネタバレ
2021年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作+1作収録。どっちもよかったけど、鬼のお話はあとちょっと先が見たかった!表題作もまるまる一冊使ってもよかったなーと思うので星4.5。
「僕の秘密と君の嘘」
爽やかな同僚・伊丹×裏で出張ホストをしているゲイの結城。男に抱かれないと眠れない結城がある日指名されたのは、ノンケだと思っていた片想いの相手・伊丹。セッ/クスが嫌いなのに抱かれないと眠れない、好きな男とはしないと決めていた結城の秘密が辛い。クズ野郎には鉄槌を下したい。伊丹といることでやっと心が癒されて愛情を受け止められるようになってよかった。伊丹の嫉妬や焦燥が爆発するのが超好き展開でした。オーナーが素敵。
「鬼の手ほどき」
鬼の里の長の息子・枇杷×年上の優しい石榴。18歳になる枇杷の筆おろし編とその後の子作り編。鬼の里の設定が面白い。石榴の健気さが泣ける。せっかくなら子供が生まれるところまで見たかった。
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