上質なエンターテイメント





2021年1月13日
数々のレビューから伝わってくる興奮と高評価にパック買い、結果大正解でした!本当に面白くて上質なエンターテイメントのよう、大いにハマってしまいました。
さて3巻と長編ですが、ぐいぐい物語に引き込まれます。刑務所内の様子は丁寧に描かれているしアメリカの社会問題にも触れていてリアリティがある、加えて出てくる登場人物たちが皆揃って魅力的で本当に飽きさせません。主人公のユウトが日系人とあって親近感を持ちましたが、そのユウトの持つ清潔感というか透明感がまた良かった。おそらくそこに庇護欲を掻き立てられるのかディック(攻)を始め、ネト、ロブ、果ては敵方のコルブスまでもがユウトにある種の情を持ってしまう点がちょっと都合良すぎ?と感じる部分もありましたが、ヒリヒリとした状況下にあってユウトは一種の清涼剤だったのでしょうね。3巻のコルブスが最後に欲した言葉も、ユウトだからこそ素直に伝えられたのかも。あー、あそこはじわっと涙が出たなぁ。
BL要素は物語の性質上甘くはありませんが、だからこそユウトとディックが絡む場面は切なくて貴重でした。ようやく3巻で肩の荷が降りた2人、その後は一緒にいられるようなので引き続き外伝、番外編を楽しみに読みたいと思います!
さて3巻と長編ですが、ぐいぐい物語に引き込まれます。刑務所内の様子は丁寧に描かれているしアメリカの社会問題にも触れていてリアリティがある、加えて出てくる登場人物たちが皆揃って魅力的で本当に飽きさせません。主人公のユウトが日系人とあって親近感を持ちましたが、そのユウトの持つ清潔感というか透明感がまた良かった。おそらくそこに庇護欲を掻き立てられるのかディック(攻)を始め、ネト、ロブ、果ては敵方のコルブスまでもがユウトにある種の情を持ってしまう点がちょっと都合良すぎ?と感じる部分もありましたが、ヒリヒリとした状況下にあってユウトは一種の清涼剤だったのでしょうね。3巻のコルブスが最後に欲した言葉も、ユウトだからこそ素直に伝えられたのかも。あー、あそこはじわっと涙が出たなぁ。
BL要素は物語の性質上甘くはありませんが、だからこそユウトとディックが絡む場面は切なくて貴重でした。ようやく3巻で肩の荷が降りた2人、その後は一緒にいられるようなので引き続き外伝、番外編を楽しみに読みたいと思います!

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